News in Levelsで30日間ディクテーション|効果あるその理由

Lady reading book ディクテーション

News in Levelsは英語ニュースを3段階のレベルに分けて読める無料アプリです。

ただ単に読むだけでなく、音読やディクテーションにも使えるのでオススメです。

もしNews in Levelsを知らないという方は、下の記事をご覧ください。

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今回、このNews in Levelsを使い30日間ディクテーションにトライしました。

トライした結果を皆さんにお伝えしていきたいと思います。

 

30日間ディクテーションのやり方

lady is writing on note book

まずはどんな条件で、ディクテーションを行ったかを説明いたします。

Level1の記事のみ使ってディクテーション

今回は短文のみで構成されているNews in Levels「Level1」の記事を使って練習しました。

なぜLevel1なのかというと、まず一番低いレベルでディクテーションの感覚を掴むことを目的としたからです。

もちろん自分のレベルに合わせて、Level2から始めても構いません。

まずは簡単な文章から始めて以下の環境を整えていきましょう。

  • 「継続できる環境」
  • 「デクテーションが出来ているという自信をつける環境」

 

ディクテーションの前に記事をLevel1~Level3まで読む

News in Levelsでは様々なジャンルの記事があるので、簡単そうに思える記事から始めていきましょう。

選んだ記事をLevel1〜Level3まですべて読んでいきます。

音読を1回、音声に合わせてオーバーラッピングを1回と各レベル毎に合計2回読みましょう。

オーバーラッピングが分からない場合は、下の記事を参考にしてください。

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各レベルすべてを声に出して読むことで、英語の内容が頭に残りやすくなります。
ディクテーション前のウォーミングアップにもなるので、ぜひ試してくださいね。

音読についても英語を学ぶのに凄く効果がある勉強法です。
この内容が気になる方はこちらの記事も参考にしてください。

多読をする時は音読する方がいいの?音読から得られるメリットとは?
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内容をざっくり理解した上で、ディクテーションする

音読とオーバーラッピングでなんとなく内容が掴めたところで、早速ディクテーションを始めていきましょう。

News in Levels「Level1」は1文が短く、ディクテーションが凄くやりやすい構成になっています。

最初は1文を聴いて、ディクテーションできるか試します。

この時全然書けなくても大丈夫です。

聴いて書くのは意外と大変なので、リピートして何度も聴き直してみましょう。

コツは「主語と動詞の聴き取り」を意識する事です。

主語と動詞を聴きとった後は一度音声を止めて、ノートにディクテーション。

音声を再び再生して残りの単語を聞き取っていく、そんな感じで進めていきましょう。

音声が早い場合はスピード調整して、聴き取りやすくしてもOKです。

 

ディクテーション後に再度Level1を読み返す

「Level1」すべての文章をディクテーションしたら必ず間違った所を見直していきましょう。

複数系や単数形の間違いや「The」「a, an」などが抜けているなど、結構間違えます。

その他にもこんな間違いも多くあります。

  • 文法の見落とし
  • 単語と単語がくっついて発音される「リエゾン」の聞き間違い

最終的に読み返すと「意外と単純な間違い」が多くあることに気が付くと思います。

ディクテーション後には復習として再度Level1を読み返しましょう。

 

無理なく続けられる事が重要

とにかく1日1記事で無理せず、勉強を終了しましょう。

ディクテーションと各レベルの音読を含めると約20分〜30分程度の時間を要します。

最初は難しくても徐々になれますので、出来るだけ毎日続けましょう。

継続していても「Level1」で思った以上に間違えますが、決してめげないでください。

たくさん間違える事で英語に対して自分の弱い部分が何なのか見えてきます。

 

30日間ディクテーションの効果

Lady is suprising

30日間毎日続けて感じた効果を説明していきます。

 

文章の構成を意識して聴けるようになる

1文がいくら短くて集中して聴いていたとしても、最初の1〜2語しか覚えていないんですね。

私は聴き終わった後に何も書き出せない時も割とありました(涙)。

でも、主語と動詞を意識して聴く事にしてから少しずつ1文の全体構成を意識して聴けるようになりました。

基本的な英文は以下の構造に従って構成されています。

  • 主語+動詞(S+V)
  • 主語+動詞+目的語(S+V+O)
  • 主語+動詞+補語(S+V+C)
  • 主語+動詞+目的語+目的語補語(S+V+O+C)

主語+動詞の他にこれが目的語、これが補語などを意識して考える必要はないですが、
ディクテーションを続けることで自然に文構成の理解に繋がっていきます

30日間で基本構成の他に接続詞や複文や重文なども、意識して聴けるようになります。

 

単語の複数形(~s)や、発音のつながり(リエゾン)を意識するようになる

ディクテーションをやると必ず引っかかる部分ですね。

複数系「s」三人称単数「s」などは、30日間ディクテーションを続けてもずっと間違えました

リエゾンとは単語と単語を連続して発音する時に、単語の末尾と次の単語の頭の音を連結して発音する現象です。

They are(ゼィアー)There are(ゼェァアー)の発音が似てるので、頻繁に書き間違えていました。

しかし、間違える事で自分の弱い部分(聞き取りがうまく出来ていない部分)が理解できて、意識して聴けるようになったと感じました。

より滑らかで自然な発音が身に付く「リエゾン」は、何度もマネして覚えましょう。

ネイティブにも聞き取りやすい発音が身につけば、スピーキングスキル向上にも繋がります。

 

音声で聴いた後のディクテーション語数が少しずつ増える

30日間ディクテーションを継続すると、文の構成が少しずつ理解できるようになるだけでなく単語の聴き取りも少しずつできるようになります

ディクテーション時には普段のリスニングよりも集中して音声を聴くので、リスニング力と単語力の向上が期待できます。

記事の内容にもよりますが、継続していくと数回聞くだけで書ける単語が2語、3語増えていくのが感じられるようになります。

 

30日後から進める学習法

News in Levelsで30日ディクテーションをやった後は、劇的に英語が伸びているかというとそうではありません。

でも確実に成長している実感はあるので、継続して実施していくのをおすすめします。

さらに英語を伸ばす為にどのように進めれば良いかを説明します。

 

もう30日継続してみる

目標を30日プラスしてディクテーションをやっていきましょう。

ディクテーションを毎日のルーティン(習慣)にしてしまえば、英語の進歩をさらに感じやすくなります。

様々な効果がある英語多読と音読、そしてディクテーションを同時に行うので英語力の向上はかなり期待できます。

無理すると継続できなくなるので、必ず自分がラクに出来る範囲で学習を続けていきましょう。

聞き取りやすくなれば、Level2に移行もOK

「Level2」は1文が長くなり、ディクテーションの難易度が上がります。

しかしながら、Level1を続けた上で移行する場合は、新たなチャレンジとして適度なボリューム感でレベルアップには最適です。

少し難しいと感じる時は音声のスピードを下げる事で、聞き取りやすくなります。

工夫次第で学習しやすい環境を整えやすいのもNews in Levelsの魅力ですね。

 

まとめ

今回News in Levelsで30日間ディクテーションの体験をお届けしました。
短い期間だと思われますが、継続してやるのは意外と大変です。

英語学習は長い期間続ける事で、基礎が固まり徐々にスピーキングへと繋がります。
継続するために出来るだけラクに英語学習をする!それをコンセプトに更なる情報を発信していきます。

それでは今回のまとめです。

 

Level1のみディクテーション

News in LevelsのLevel1でディクテーションデビューしてみましょう。

文章も短く、文法も現在形でまとめられているので基礎を学ぶのにとても効果的です。

 

無理なくラクにできるようにする

ディクテーションは私のやり方で大体20分~30分の勉強時間です。

あまり時間が取れないという人は、音読部分とディクテーションで学習する時間を分けたり、もしくはLevel1のみの学習で時間を短縮するのもOKだと思います。

 

30日では劇的に変わらないけど自信はつく

30日で英語スキルが劇的に向上する事はありません。

ただ、確実に自信はつきます。

30日間続けられたことであなたの自信になり、
これがあなたのモチベーション維持に繋がっていきます。

ディクテーションで間違いをすることで、以下の考えが浮かびます。

  • 「どんな所を間違えやすいのか?」
  • 「これからどのような事に注意してディクテーションをやれば良いのか?」

問題がクリアになると対策しやすくなるので、自然と自信がついていきます。

 

今回ディクテーションについて説明しましたが、英語学習の基礎は「読む事」であると考えています。

これからもReadingでいかにラクをしながら、英語の伸ばしていけるか情報発信していきたいと思います。

ここまで記事を読んで頂きありがとうございました。

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